こだわりの青汁「麦緑素」

研究発表一覧

大麦若葉エキス等に関する研究発表をご紹介します。

2020

Investigation of effects of young barley extract in a human colonic microbiota (大麦若葉エキスがヒト大腸細菌叢に与える効果についての検討)

日本農芸化学会2020(福岡)第12回

大麦若葉エキスをIn vitro ヒト大腸細菌叢モデルに投与して、その与える効果について確認を行ったところ、ビフィズス菌と酪酸産生菌の増殖を促進し、酪酸を増加させる作用が示された。

2015

Individual response of the autonomic nervous system to the green odor of young barley grass extract(大麦若葉エキスの緑の香りに対する自律神経系の個人応答)

第12回 アジア栄養学会議(横浜)

大麦若葉エキスの緑の香りに暴露された被験者は副交感神経が亢進し交感神経機能が抑制されることが確認されていたが、今回、緑の香りの暴露に対する自律神経反応は、被験者間で明確に異なる3つのグループに分けられることが確認された。

2014

Effects of the smell of young barley grass on autonomic nervous system(大麦若葉エキスの香りが自律神経系に及ぼす影響)

第17回 国際心理生理学会議(広島)

大麦若葉エキスの緑のにおいを暴露したときの自律神経系の機能に及ぼす影響について調べた結果、その反応の程度やパターンは被験者ごとに変動がみられるものの、副交感神経活動が亢進されていることが確認された。

大麦若葉エキスのマウス海馬BDNF mRNA発現量に与える影響と抗ストレス作用

日本薬学会 第134年会(熊本)

大麦若葉エキスの抗ストレス作用の検討を目的に、拘束ストレス負荷マウスの自発運動量及び海馬BDNF mRNA 発現量に注目し検討した。マウスの自発運動量及び海馬BDNF mRNA 発現量は、ストレス負荷により有意に減少した。大麦若葉エキスが、この自発運動量及び海馬BDNF mRNA 量の減少を改善したことから、大麦若葉エキスが抗ストレス作用を有する可能性が考えられた。

南米パラグアイ原産ハーブ・パロアッスルの筋分化促進作用

日本薬学会 第134年会(熊本)

パロアッスルが有する筋分化促進作用について、筋分化に対する詳細な作用機序を明らかにするため、筋肥大・成熟を制御するInsulin growth factor(IGF)シグナルに着目し、IGFシグナル伝達系に対するパロアッスルの作用を検討した。
パロアッスルの含水アルコール抽出エキス末(パロティエラ;Palo)+インスリン共添加時のリン酸化体減少傾向はAktに比べERKで強くみられたことから、2経路に与える作用の差異がPaloの筋分化促進に関与している可能性が示唆された。

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2013

拘束ストレス負荷マウスにおける自発運動抑制作用の性差と脳由来神経栄養因子の関与

日本薬学会 第133年会(横浜)

雌雄ICR系マウス(6週齢)を用い、通気性を確保した直径30㎜のプラスチック製円筒容器内にて、1日3時間、5日間連日拘束ストレス負荷を与えた。雌性マウスではストレス負荷群の自発運動量は無処置群と比較し有意に減少したが、雄性マウスにおいては自発運動量の減少傾向を示すに留まった。また、ストレスの指標となる血中コルチコステロン値は、雌性マウスは雄性マウスに比較して高値を示した。本モデルにおける海馬BDNF mRNA 発現量を解析したところ、雌性群では雄性群に比較してストレス負荷による海馬におけるBDNFの効力低下が示唆された。以上の結果より、拘束ストレス負荷に伴うマウス自発運動量の性差は、ストレス負荷の海馬BDNFに対する影響の性差が要因の一つとして考えられた。

3T3-L1脂肪細胞におけるパロアッスルのアディポカイン分泌調節作用

日本薬学会 第133年会(横浜)

パロアッスルの含水アルコール抽出エキス末(パロティエラ;Palo)はレプチン並びにレジスチンの発現を濃度依存的に抑制した。また、Paloは前駆脂肪細胞から成熟脂肪細胞への分化誘導を促進し、PPARγのmRNA発現増加と転写活性を促進し、さらにアディポネクチンの発現を増加させることが確認された。今回の結果から、Paloは前駆脂肪細胞の分化を促進し、PPARγの転写活性を調節することにより、成熟脂肪細胞特有の機能因子であるアディポカインの発現を調節して、インスリン抵抗性を改善する可能性が示唆された。

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2012

強制水泳試験を用いた大麦若葉エキスの抗うつ作用に関する検討

日本薬学会 第132年会(札幌)

脳の海馬のストレスに関係する遺伝子(脳由来神経栄養因子(BDNF)、神経成長因子(NGF)及びグルココルチコイド受容体(GR))は強制遊泳で働きが強まったのに対し、大麦若葉エキス(400及び1,000mg/kg)及びイミプラミンを投与したマウスではそれら遺伝子の働きは強まらず、正常レベルを示した。これらのことは、大麦若葉エキスが抗うつ作用を有する可能性を示唆している。

3T3-L1脂肪細胞を用いたパロアッスルの生活習慣病予防効果に関する研究

日本薬学会 第132年会(札幌)

前駆脂肪細胞に対する分化誘導能およびアディポカイン発現への影響について検討したところ、パロアッスル抽出物は前駆脂肪細胞から成熟脂肪細胞への分化誘導を濃度依存的に促進した。
また、パロアッスル抽出物によりアディポネクチン遺伝子の発現が上昇するとともに、実際に作用を示す分泌アディポネクチン自体も増加することが確認された。すなわち、パロアッスル抽出物は前駆脂肪細胞の分化を促進することにより、成熟脂肪細胞特有の機能因子であるアディポネクチンを増加させる可能性が考えられる。

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2011

正常高値血圧者に対する大麦若葉青汁摂取による長時間自律神経活動のスペクトル推定の試み

日本未病システム学会 第18回(名古屋)

正常高値血圧者1名を対象に、大麦若葉青汁を朝食と昼食の2時間後(10時と14時の2回)に摂取させ、日中の血圧と心電図データを携帯型装置で連続記録した。4日後に同じ対象者にplaceboを大麦若葉の場合と同様のプロトコールにて摂取させた。大麦若葉青汁を摂取した場合は、placeboと比較して日中に収縮期血圧及び拡張期血圧の低下、自律神経活動より副交感神経活動及び総自律神経活動の亢進がみられた。

3T3-L1脂肪細胞を用いたパロアッスルの生活習慣病予防効果に関する研究

日本薬学会 第131年会(静岡)

パロアッスルは前駆脂肪細胞の分化を促進させることにより、成熟脂肪細胞特有の機能因子であるアディポネクチンの発現を増加させる可能性が考えられた。

大麦若葉エキスの抗ストレス作用に関する行動薬理学的研究

第84回 日本薬理学会年会(横浜)

大麦若葉エキスの経口投与がマウスのストレスを低減することを示しており、大麦若葉エキスが生活の質(QOL)を良い状態で維持するのに効果的な天然物である可能性を示唆している。

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2010

中枢神経及び自律神経系機能における大麦若葉抽出液のにおいの影響

第29回 国際臨床神経生理学会(神戸)

大麦若葉エキスの香りを吸入した多くの被験者で、副交感神経活性及び脳波アルファ波ベータ波比の増大が見られた。

短期間の大麦若葉青汁摂取の介入研究前後による食事調査の有用性の検討

第64回 日本栄養・食糧学会(徳島)

ヒトでの大麦若葉エキスの摂取研究で、結果を正確に評価するために食事調査を行い、試験期間中摂取栄養素や野菜・果物の摂取量に有意差がないことを確認した。また試験結果について食事の影響ではなく、大麦若葉エキスの摂取であることを確認した。

大麦若葉青汁摂取前後における自律神経機能及び血行動態力学応答の変化について

第64回 日本栄養・食糧学会(徳島)

ヒトでの大麦若葉エキスの摂取により総自律神経活動が亢進したことから、自律神経系に影響を与えていることが示唆された。

食品素材に応用するための簡易型自律神経解析ソフトの開発

第64回 日本栄養・食糧学会(徳島)

食物に含まれる機能性成分を調べる上で、ユーザーインターフェースに配慮し容易に自律神経活動を調べることが可能となる新たな簡易型自律神経解析ソフトの開発に関与した。

大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(第5報)

日本薬学会 第130年会(岡山)

大麦若葉エキスを経口投与したマウスは、加齢に伴う自己抗体の産生増加を抑制するとともに、加齢に伴うマクロファージ貪食機能の亢進を抑制させた。

大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(第4報)

日本薬学会 第130年会(岡山)

大麦若葉エキスに含まれるフラボノイドがマクロファージのNO産生を促進することを確認した。

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2009

大麦若葉の青汁成分の研究(第56報) 大麦若葉から分離したルトナリンの抗酸化作用

日本薬学会 第129年会(京都)

大麦若葉に含まれるフラボノイド「ルトナリン」は、DPPHラジカルやスーパーオキサイド・アニオンの消去、各種ビタミンの光酸化抑制において強い抗酸化作用を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第57報) 大麦若葉抽出液のメラノーマB16におけるメラニン合成阻害作用について

日本薬学会 第129年会(京都)

大麦若葉エキスの水抽出液にはメラノーマB16細胞のメラニン合成を抑制する成分が含まれる。この作用は、細胞増殖抑制やチロシナーゼ抑制を介したものではない。

大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(第3報)

日本薬学会 第129年会(京都)

大麦若葉エキスの水抽出液をマウス腹腔マクロファージに直接作用させることにより、細菌リポ多糖やインターフェロン-γの刺激に対するマクロファージの反応性が亢進する。

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2008

大麦若葉の青汁成分の研究(第55報) 大麦若葉フラボノイドのマクロファージ細胞株RAW264.7のLPS誘導NO産生に及ぼす影響について

日本薬学会 第128年会(横浜)

大麦若葉エキスの主要なフラボノイド(サポナリン、ルトナリン)と細菌リポ多糖(LPS)を混合した培地でマウスマクロファージ細胞を活性化すると、LPS単独のときより強いNO産生量の上昇がみられた。このことから、これらフラボノイドに免疫賦活作用があることが示された。

大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(第2報)

日本薬学会 第128年会(横浜)

大麦若葉エキスを経口投与したマウスの脾臓細胞ではIgM抗体産生反応が有意に上昇していた。このことから大麦若葉エキス経口投与がマウスの免疫機能を亢進することが示された。

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2007

The nitric oxide-producing function of peritoneal cells from mice fed with a young green barley leaf extract. (大麦若葉エキスを経口投与したマウスにおける腹腔細胞のNO産生機能について)

機能性食品と健康増進作用に関する国際会議 ICoFF2007(京都)

大麦若葉エキスを経口投与したマウスの腹腔マクロファージ細胞では、細菌リポ多糖やインターフェロン-γの刺激に対してNO産生量が増加していた。また、未処理のマウスの腹腔マクロファージ細胞やRAW264.7細胞株に大麦若葉エキスの抽出液を添加し培養するとNO産生量が増加した。以上より、大麦若葉エキスにはマウスのマクロファージの免疫力を亢進する成分が含まれることが示された。

大麦若葉の青汁成分の研究(第52報) 大麦若葉のヒトコラーゲン産生促進作用

日本薬学会 第127年会(富山)

大麦若葉エキスの蛋白質画分は、ヒト線維芽細胞株のI型コラーゲン産生を促進した。特に分子量10KDa以上と10KDa~3KDaの画分に活性が認められた。

大麦若葉の青汁成分の研究(第53報) 大麦若葉のフラボノイドによる脂肪細胞の脂肪滴蓄積抑制作用

日本薬学会 第127年会(富山)

大麦若葉エキスの主要なフラボノイド(サポナリン、ルトナリン)とそれらのアグリコン(アピゲニン、ルテオリン)は、マウス脂肪前駆細胞株の脂肪細胞への分化及び中性脂肪蓄積を抑制した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第54報) 大麦若葉のフラボノイドによる15-lipoxygenaseに対する阻害効果

日本薬学会 第127年会(富山)

大麦若葉エキスの主要なフラボノイド(サポナリン、ルトナリン)は、コーヒー酸より強い15-リポキシゲナーゼ阻害活性を示した。また、それらのアグリコン(アピゲニン、ルテオリン)では、ルテオリンが強い阻害活性を示した。

大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(第1報)

日本薬学会 第127年会(富山)

C3H/Heマウスに大麦若葉エキスを経口投与すると腹腔内マクロファージの活性化に伴うNO産生が上昇した。このことから大麦若葉エキス投与によりマウスの免疫機能を亢進することが示された。

大麦若葉より分離されたフラボノイドの生物試料に対する抗酸化効果について

日本薬学会 第127年会(富山)

大麦若葉エキスから分離されたサポナリンとルトナリンの混合物は、肝油、不飽和脂肪酸、血しょう、リン脂質等の生物試料の酸化を抑制した。このことから、フラボノイドの抗酸化剤としての有用性が示された。

大麦若葉青汁粉末を経口投与したマウスの抗体産生機能について

第22回老化促進モデルマウス研究協議会(山形)

マウスに大麦若葉エキスを経口投与後、マウス脾臓細胞のIgMの抗体濃度を測定したところ、青汁は正常マウスの抗体産生を亢進し免疫機能を高めることが明らかとなった。若齢で免疫機能が低下する老化促進モデルマウスSAMP1/Kueの加齢個体ではこの亢進作用は認められなかった。

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2006

大麦若葉の青汁成分の研究(第51報) 大麦若葉抽出液の脂肪前駆細胞の分化および脂肪滴蓄積抑制作用について

日本薬学会 第126年会(仙台)

大麦若葉エキスを脂肪前駆細胞に添加すると、脂肪細胞の分化や脂肪蓄積を抑制した。

一般日本人の血中PCBレベルと大麦若葉エキス末による低減効果

日本薬学会 第126年会(仙台)

年齢と共にPCBが蓄積され、その血中濃度が上昇していくことが分かっている。大麦若葉エキスを長期に摂取した出産経験者の群において血中PCB濃度の低減効果が認められた。

大麦若葉青汁粉末を経口投与したマウスにおける腹腔細胞のNO産生機能について

第21回 老化促進モデルマウス(SAM)研究協議会(名古屋)

大麦若葉エキスの投与はC3H/Heマウスの腹腔マクロファージのNO産生機能を高めて免疫機能を上げた。 加齢に伴いNO産生が亢進するSAMP1マウスではその亢進を妨げる傾向が見られたが、さらに検討が必要である。

Antioxidant activity of flavonoids isolated from young green barley leaves (大麦若葉から単離したフラボノイドの抗酸化活性)

第232回米国化学会(サンフランシスコ)

大麦若葉エキスから単離されたサポナリンの抗酸化活性能力は、BHTやビタミンEに匹敵し、その効果はβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEより大きいことを示した。

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2000

大麦若葉抽出液のコラーゲン産生促進作用について

第3回日本補完・代替医療学会学術集会(東京)

大麦若葉エキスは、ヒト線維芽細胞からのコラーゲン産生を促進した。また大麦若葉エキスとコラーゲンを添加すると相乗効果により、さらに強いコラーゲン産生促進作用を示した。

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1999

大麦若葉の青汁成分の研究(第49報) 抗酸化活性による血漿の酸化抑制

日本薬学会 第119年会(徳島)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVの血漿に対する抗酸化力は、in vitroにおいて抗動脈硬化剤プロブコールよりも強くそれ自体からは毒性物質(マロンアルデヒド)が発生しないことが明らかにされた。

大麦若葉の青汁成分の研究(第50報) ESR法によるフラボンC-配糖体および関連化合物の抗酸化活性について

日本薬学会 第119年会(徳島)

大麦若葉エキスの7種のフラボンC-配糖体とその関連化合物の抗酸化活性をESR法で測定したところ、O2-生成酵素系に対する阻害が示唆された。

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1998

大麦若葉の青汁成分の研究(第47報) 新規抗酸化活性成分について

日本薬学会 第118年会(京都)

大麦若葉エキスより、新たにisovitexinを含む3種のフラボノイド配糖体を単離したが、いずれもスーパーオキサイドの消去作用を有し、DPPHラジカルの還元作用を示すものもあった。また、in vitro免疫学的肝障害に対する肝保護作用を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第48報) 抗酸化活性成分によるLDLと血漿の酸化抑制

日本薬学会 第118年会(京都)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、脂質での酸化においてLDLや血漿の酸化抑制を示し、動脈硬化症に対して抑制効果を有することを示唆した。

大麦若葉中の抗酸化成分について(招請講演)

第1回日本代替医療学会学術集会(金沢)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、脂質の酸化が原因とされる動脈硬化に対する抑制効果を有するものと考えられる。

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1997

大麦若葉の青汁成分の研究(第43報) 新規抗酸化活性成分について

日本薬学会 第117年会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分としてサポナリンを含む4つのフラボノイド配糖体を単離したが、いずれもスーパーオキサイド消去作用の活性があり、いずれもビタミン類の光酸化に対し抗酸化作用を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第44報) 大麦若葉の青汁成分による農薬の分解

日本薬学会 第117年会(東京)

大麦若葉エキスはマラチオン、クロルピリフォス、パラチオン等の各種農薬に対して、顕著な分解あるいは消去活性を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第45報) 抗酸化活性成分による動脈硬化の抑制

日本薬学会 第117年会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、動脈硬化に直接関係しているといわれている血漿の酸化に対する抑制効果を確認した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第46報) 抗酸化活性成分AO-2によるビタミン類の酸化抑制

日本薬学会 第117年会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、動脈硬化に直接関係しているといわれている血漿の酸化に対する抑制効果を確認した。

大麦若葉の青汁成分による農薬の分解

日本農芸化学会1997年度大会(東京)

大麦若葉エキスはマラチオン、クロルピリフォス、パラチオン等の各種農薬に対して、顕著な分解あるいは消去活性を示した。

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1996

大麦若葉の青汁成分の研究(第41報) 大麦若葉の青汁成分による農薬の分解

日本薬学会 第116年会(金沢)

大麦若葉エキスは、殺虫剤として広く使用されている農薬マラチオンの分解に対して有効であることを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第42報) 抗酸化活性成分AO-2及びその性質

日本薬学会 第116年会(金沢)

大麦若葉エキスの抗酸化成分AO-2はDPPH系、PMS-NADH系、TBA系、キサンチン-キサンチンオキシダーゼ系に対して強い活性を示し、ビタミンCやビタミンK1の酸化に対しても強い抗酸化作用を示した。

酸化によるビールの劣化に対する2"-O-グルコシルイソビテキシンの抑制効果

日本農芸化学会1996年度大会(京都)

ビールの劣化にともないエタノールからアセトアルデヒドが生成されるが、大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVはそれを抑制した。

大麦若葉の青汁成分による農薬の分解

日本農芸化学会1996年度大会(京都)

大麦若葉エキスは、殺虫剤として広く使用されている農薬マラチオンの分解に対して有効であることを明らかにした。

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1995

大麦若葉の青汁成分の研究(第38報)抗酸化活性成分による生体内過酸化の抑制(3)

日本薬学会 第115年会(仙台)

大麦若葉エキスより精製したGIVはEPA及びDHAのフェントン反応による酸化に対して顕著な抑制効果を示すことを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第39報) 抗酸化活性成分による動脈硬化の抑制

日本薬学会 第115年会(仙台)

大麦若葉エキスより精製したGIVは、in vitroにおいてLDLに対して抗酸化活性作用を示すことから動脈硬化に対する抑制効果が示唆された。

<大麦若葉の青汁成分の研究(第40報) 抗酸化活性成分によるビタミン類の安定化について

日本薬学会 第115年会(仙台)

大麦若葉エキスより精製したGIVは、ビタミンB2、ビタミンKの紫外線による酸化をpH3~9の広い範囲でコーヒー酸、アスコルビン酸よりも強く抑制することを示した。さらにビタミンCの酸化に対しても抗酸化効果が明らかにされた。

大麦若葉中に存在しているAminopeptidase B 阻害物質の鎮痛活性

日本薬学会 第115年会(仙台)

大麦若葉エキスより精製したアミノペプチダーゼB阻害物質は、マウスを用いた熱板法による鎮痛試験において腹腔内投与により強い鎮痛活性が認められた。

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1994

大麦若葉の青汁成分の研究(第36報) 抗酸化活性成分による生体内過酸化の抑制(2)

日本薬学会 第114年会(東京)

大麦若葉エキスより精製したGIVはアラキドン酸、レシチン等のフェントン反応による酸化を抑制し、さらに高度不飽和脂肪酸(EPA、DHA)を含む肝油に対して顕著な抗酸化効果を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第37報) 抗酸化活性成分によるカラゲニン浮腫抑制作用

日本薬学会 第114年会(東京)

大麦若葉エキスより精製したGIVはラットのカラゲニン浮腫を顕著に抑制し、抗炎症作用を有することを明らかにした。

活性酸素の関与する神経細胞障害に及ぼす2"-O-glucosylisovitexinの防護作用

日本薬学会 第114年会(東京)

大麦若葉エキスより精製したGIVは、in vitroにおいてマウスの大脳皮質初代培養細胞の活性酸素による酸化を顕著に抑制した。また、マウスの脳虚血による学習能低下を予防することを明らかにした。

大麦若葉中の抗酸化活性成分による不飽和脂質の酸化抑制

日本農芸化学会1994年度大会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVの活性はフェントン反応を利用した脂質の酸化に対し、脂質の不飽和度とは無関係に濃度依存性を示した。さらに、高度不飽和脂肪酸を含む肝油に対して、常にビタミンEより高い抗酸化効果を示した。

大麦若葉の青汁成分による皮脂構成成分の酸化抑制

第101年会 日本皮膚科学会 四国地方会(徳島)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、細胞膜の主要な構成成分である不飽和脂肪酸の酸化の抑制以外にもカラゲニン浮腫を抑制することも明らかになり、広く生体内の酸化による傷害を防止することが推測された。

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1993

大麦若葉の青汁成分の研究(第33報) 抗酸化活性成分による生体内過酸化の抑制

日本薬学会 第113年会(大阪)

大麦若葉エキスより精製したGIVはリノール酸、リノレン酸、アラキドン酸を用いたフェントン反応に対して顕著な抗酸化活性を示し、紫外線による皮膚表面での酸化系だけではなく生体内でも顕著な抗酸化作用を示すことが示唆された。

大麦若葉の青汁成分の研究(第34報) ビタミン類の光酸化に対する2"-O-グルコシルイソビテキシンの効果

日本薬学会 第113年会(大阪)

大麦若葉エキスより精製したGIVはビタミンB6とビタミンK1の光酸化に対して顕著な抑制効果を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第35報) ビタミンE誘導体によるラット下垂体前葉細胞からの成長ホルモンとプロラクチン分泌促進作用

日本薬学会 第113年会(大阪)

大麦若葉エキスから得られたin vitroにおいてラット脳下垂体前葉細胞から成長ホルモンおよびプロラクチンの分泌を促進する物質は、ビタミンEコハク酸エステルであることを明らかにした。

大麦若葉中のAminopeptidase B 阻害物質の研究

日本薬学会 第113年会(大阪)

大麦若葉エキスより単離した低分子物質はアミノペプチターゼBに対して阻害活性を示した。

INHIBITORY EFFECT OF A FLAVONOID ISOLATED FROM GREEN BARLEY LEAVES TOWARD FORMATION OF GENOTOXIC MALONALDEHYDE AND GLYOXAL FROM LIPIDS(脂質からの遺伝毒性マロンアルデヒドやグリオキサールの生成に対する大麦若葉から分離したフラボノイドの阻害作用)

第206回アメリカ化学会(シカゴ)

Agricultural and Food Chemistry 大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVの活性はフェントン反応を利用した脂質の酸化に対し、脂質の不飽和度とは無関係に濃度依存性を示した。さらに、高度不飽和脂肪酸を含む肝油に対して、常にビタミンEより高い抗酸化効果を示した。

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1992

大麦若葉の青汁成分の研究(第30報) 抗酸化活性成分によるスクアレンの酸化抑制

日本薬学会 第112年会(福岡)

大麦若葉エキスから精製したGIVは、紫外線照射によるスクアレンなどの不飽和脂肪酸の酸化を顕著に抑制し、ビタミンEやBHTよりも効果的であることを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第31報) in vitroにおける脳下垂体前葉細胞からの成長ホルモンとプロラクチンの分泌促進作用

日本薬学会 第112年会(福岡)

大麦若葉エキスよりラット脳下垂体前葉細胞からの成長ホルモンおよびプロラクチンの分泌を促進する成分を分画した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第32報) in vitroにおけるヒト血小板に対する効果

日本薬学会 第112年会(福岡)

大麦若葉エキスより、各種の物質による血小板凝集を阻害する物質を含む成分を分画した。

大麦若葉中のベンゾジアゼピン様物質

日本薬学会 第112年会(福岡)

大麦若葉エキスの酸性抽出液に抗不安、催眠等の薬剤として使用されているベンゾジアゼピンの受容体に結合する物質が含有されていることを明らかにした。

大麦若葉の抗酸化活性成分による有機化合物の酸化抑制

日本農芸化学会1992年度大会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは光照射条件でビタミンB2およびスクワランの酸化抑制効果を示した。

大麦若葉抽出成分によるキサンチンオキシダーゼの阻害効果

日本農芸化学会1992年度大会(東京)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは活性酸素の発生源の一つと考えられる牛乳由来のキサンチンオキシダーゼ(XO)活性に対して濃度依存的に阻害を示した。

A flavonoid with strong antioxidative activity isolated from young green barley leaves(大麦若葉から単離した強い抗酸化活性をもつフラボノイド)

第204回アメリカ化学会シンポジウム(ワシントンD.C.)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、脂質のUV照射による酸化物(マロンアルデヒド)に対してBHTやビタミンEより抗酸化効果があることを明らかにした。

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1991

Immune-Endocrine Activities of Green Barley Leaf Extract (BLE) : Regulation of Prolactin and Interleukin-2 release in Vitro(大麦若葉エキス(BLE)の免疫分泌特性:in vitroにおけるプロラクチン及びインターロイキン2の分泌調節)

FASEB Meeting(アメリカ)

BLE由来の精製ペプチドは、HIV感染リンパ球及び正常リンパ球のIL-2産生を調節し、他方で原始下垂体前葉細胞のプロラクチン分泌を刺激した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第29報) 抗酸化活性成分の食品保存への影響について

日本薬学会 第111年会(東京)

大麦若葉エキスから分画した抗酸化活性分画およびGIVは柑橘類に対して鮮度保持効果を示し、さらにβ-カロテンの酸化を抑制した。またGIVの化学的および物理的性質を明らかにした。

実験的糖尿マウスにおける平滑筋反応異常と大麦若葉の青汁成分による保護作用

日本薬学会 第111年会(東京)

大麦若葉エキスの水可溶分画が、アロキサン処理マウスにおける平滑筋の反応異常を予防したが、これは糖代謝異常を改善させると考えられた。

大麦若葉由来の抗酸化活性成分の新鮮食品に対する鮮度保持について

日本農芸化学会1991年度大会(京都)

大麦若葉エキスから分画した抗酸化活性分画およびGIVは柑橘類に対して鮮度保持効果を示し、さらにβ-カロテンの酸化を抑制した。またGIVの化学的および物理的性質を明らかにした。

食品の機能性に関する考察(特別講演)-麦類若葉の薬学的研究-

九州山口薬学大会(大分)

大麦若葉エキスの様々な特性を薬学的な観点より考察し、食品の機能性との関連を明らかにした。

大麦若葉青汁成分の抗酸化効果とその応用

九州山口薬学大会(大分)

大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、ビタミンB2の光酸化による消失を抑制し、抗酸化活性を示した。

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1990

大麦若葉の青汁成分の研究(第27報) 抗酸化成分とその生理活性

日本薬学会 第110年会(札幌)

大麦若葉エキスより抗酸化活性成分を単離・精製し、2"-O-グルコシルイソビテキシン(GIV)であることを明らかにした。この物質は不飽和脂肪酸の酸化によって生成するマロンアルデヒドや4-ヒドロキシノネナールの生成を顕著に抑制する。

大麦若葉の青汁成分の研究(第28報) 抗血栓作用および血管保護作用について

日本薬学会 第110年会(札幌)

大麦若葉エキスをハムスターに経口投与することによりADP誘発性血栓形成を抑制し、さらにヒスタミン誘発性点状出血を顕著に抑制した。

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1989

大麦葉中の血糖降下成分について-インスリン非依存性血糖降下作用-

日本薬学会 第109年会(名古屋)

大麦若葉エキスより分画した水溶性分画GW中の血糖降下作用成分は、インスリン非依存性の細胞内へのグルコース取り込み促進作用をあらわし、その結果として血糖を降下させると考えられた。

大麦緑葉搾汁液のHIV-1感染に対する効果

日本感染症学会西日本地方会総会(大分)

大麦若葉エキスの水溶性分画(BLE)によるHIV-1感染細胞の応答現象は複雑であるが、高濃度のBLE存在下ではHIV-1の増殖を抑えた。

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1986

大麦若葉の青汁成分の研究(第26報) 血糖降下成分について

日本薬学会 第106年会(千葉)

大麦若葉エキスより分画したGM-S1は、正常マウスでもアロキサン高血糖マウスでも静脈内投与により有意な血糖降下作用を示した。

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1985

大麦若葉の青汁成分の研究(第23報) 抗炎症蛋白質について

日本薬学会 第105年会(金沢)

大麦若葉エキスより精製したSODはラットのカラゲニン浮腫を抑制するが、加熱処理によりその効果は低下する。P4-D1は加熱処理によりその抑制効果は低下しなかったので、P4-D1はSODに由来するものではないことが明らかとなった。

大麦若葉の青汁成分の研究(第24報) オオムギのカルス培養法の検討における諸酵素活性

日本薬学会 第105年会(金沢)

大麦若葉エキスのペルオキシダーゼ、SODなどの酵素をカルス培養法によって生産することを検討し、特にカルスにはペルオキシダーゼ活性が高いことが明らかになった。

大麦若葉の青汁成分の研究(第25報) 大麦若葉青汁の糖蛋白分画D1-G1の抗炎症作用について

日本薬学会 第105年会(金沢)

大麦若葉エキスより分画したたんぱく質D1-G1は、静脈内投与によりカラゲニン浮腫、CMC膿胞を抑制し、抗炎症作用部位は炎症局所外と考えられた。また、ラットのAdjuvant関節炎を抑制することも明らかにした。

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1984

大麦若葉の青汁成分の研究(第20報) Peroxidaseの結晶化と性質

日本薬学会 第104年会(仙台)

大麦若葉エキスより分画した、Try-P1、Try-P2、2-アミノアントラセン等を不活化するたんぱく質をSDS電気泳動で単一になるまで精製し、ペルオキシダーゼであることを明らかにした。この大麦ペルオキシダーゼには7種類のアイソザイムが存在することを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第21報) ラットの食餌による高コレステロール血症に及ぼす影響

日本薬学会 第104年会(仙台)

大麦若葉エキスをヘキサンで抽出し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した分画が高コレステロール飼料で飼育したラットの高コレステロール血症を有意に抑制することを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第22報) マウスの生長および運動性に及ぼす効果について

日本薬学会 第104年会(仙台)

大麦若葉エキスはマウスの生長及び運動性に有効な効果を示すことを明らかにした。

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1983

大麦若葉の青汁成分の研究(第18報) ラットの食餌による高コレステロール血症に対する影響

日本薬学会 第103年会(東京)

大麦若葉エキスは高コレステロール飼料で飼育したラットの高コレステロール血症を抑制した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第19報) 抗炎症因子の検索について

日本薬学会 第103年会(東京)

大麦若葉エキスのたんぱく質D1-G1の抗炎症機序は、既存の抗炎症薬とは異なり、0.1mg/Kg I.v.以下でカラゲニン浮腫を抑制し、さらに毒性も低かった。

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1982

大麦若葉の青汁成分の研究(第14報) 抗炎症因子の検索について

日本薬学会 第102年会(大阪)

大麦若葉エキスより分画したD1-G1はラットのカラゲニン浮腫に対して顕著な効果を示した。D1-G1は安全域の広い抗炎症因子であることを明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第15報) 抗潰瘍因子の検索について

日本薬学会 第102年会(大阪)

大麦若葉エキスより抗潰瘍性を示す水溶性低分子を分画した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第16報) ヒト細胞DNAの修復促進作用

日本薬学会 第102年会(大阪)

大麦若葉エキスより分画したP4-D1は、X線または4-NQOによるDNA損傷に対する修復促進効果を示すことを明らかにした。また、P4-D1及びその分画物は細胞の正常な代謝や分裂、成長に対しては影響を及ぼさないことも明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第17報) スーパーオキサイドジスムターゼの精製と性質

日本薬学会 第102年会(大阪)

大麦若葉エキスからSODを純粋に分画、精製した。

大麦若葉の青汁の生理活性について

九州山口薬学大会(大分)

大麦若葉エキスの成分はラットのカラゲニン浮腫を抑制し抗炎症作用を示し、なおかつ抗胃潰瘍作用も示した。

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1981

大麦若葉の青汁成分の研究(第10報) 抗炎症因子の検索について

日本薬学会 第101年会(熊本)

大麦若葉エキスより分画したP4-D1は、顕著な抗炎症作用をラットカラゲニン浮腫に対して示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第11報) 抗潰瘍因子の検索について

日本薬学会 第101年会(熊本)

大麦若葉エキスより分画したGM-P1、GM-P2、GM-P3は酢酸潰瘍に対して有効であり、P4-D1は経口投与で酢酸潰瘍に対して有効であり、皮下注射でストレス性潰瘍に対して抑制効果を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第12報) 細胞核DNAの修復促進作用について

日本薬学会 第101年会(熊本)

大麦若葉エキスより分画したGM-P1、GM-L1、P4-D1は老齢マウスの精巣内体細胞における細胞核DNAの修復促進作用を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第13報) 突然変異誘発物質を不活性化する酵素(ヘム蛋白質)の性質と機能

日本薬学会 第101年会(熊本)

大麦若葉エキスから分画した突然変異誘発物質を不活性化する蛋白質の性質、および2-AA に対する不活性化機構を示した。

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1980

大麦若葉の青汁成分の研究(第7報) 大麦若葉の青汁成分中の抗潰瘍因子の検索について

日本薬学会 第100年会(東京)

大麦若葉エキスより分画したGM-P、GM-Lは潰瘍抑制に有効であり、特にGM-Lはストレス潰瘍に対して顕著な効果を示した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第8報) 発癌性物質及び添加物の阻害因子の検索について

日本薬学会 第100年会(東京)

大麦若葉エキスは、発がん物質である3、4-ベンツピレンをソルビン酸、BHTと同様に分解する。この分解活性は青汁上澄みの硫安分画の0~30%および60~100%分画に顕著であったが、Ames法における突然変異原誘発性の抑制効果は60~100%の区分にのみ認められた。

大麦若葉の青汁成分の研究(第9報) 種々の変異原物質の抑制因子の検索について

日本薬学会 第100年会(東京)

大麦若葉エキスは、Try-P1、Try-P2に強力な変異原抑制作用を示した分画は2-アミノアントラセンに対しても抑制効果を示すが、AP-2に対しては抑制効果を示さなかった。しかし、青汁そのものでは両者を抑制した。3,4-ベンツピレンは硫安分画60~80%で強く抑制された。

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1979

大麦若葉の青汁成分の研究(第5報) トリプトファン熱分解物等の不活性化因子について

日本薬学会 第99年会(札幌)

大麦若葉エキスはTry-P1、Try-P2、2-アミノアントラセンの突然変異原性を消去することを明らかにしたが、この活性成分はヘムたんぱく質であった。

大麦若葉の青汁成分の研究(第6報) ラットの胃潰瘍形成の抑制効果について

日本薬学会 第99年会(札幌)

大麦若葉エキスが、ラットの胃潰瘍形成に対する抑制効果を有することが明らかとなっているが、その有効成分を分画し各種潰瘍に有効であることを明らかにした。

大麦若葉青汁成分中の変異原不活性化因子の検索

日本環境変異原学会(箱根)

大麦若葉エキスの成分は変異原物質3、4ベンズピレンに対し、その変異原性をほぼ抑制した。

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1978

大麦若葉の青汁成分の研究(第2報) 数種の食品添加物、農薬、発癌性物質に及ぼす影響

日本薬学会 第98年会(岡山)

大麦若葉エキスは消化率が極めて高く、食品としての栄養価値が高いことを確認した。さらに、大麦若葉青汁はBHTやソルビン酸などの食品添加物、及びマラチオンなどの農薬の分解に有効であることを証明した。

大麦若葉の青汁成分の研究(第3報) アミノ酸・蛋白質燃焼物等の変異原性の不活性化について

日本薬学会 第98年会(岡山)

大麦若葉エキスはTry-P1、Try-P2、2-アミノアントラセンに作用して、その突然変異原性を消去することをAmes法により明らかにした。

大麦若葉の青汁成分の研究(第4報) ラットによる亜急性毒性、肝障害及び胃潰瘍形成に対する作用

日本薬学会 第98年会(岡山)

大麦若葉エキスは、ラットを用いた亜急性毒性試験では毒性を認めなかった。また、ラットを用いた実験的肝障害及び胃潰瘍形成に対して顕著な抑制効果を認めた。

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1969

イネ科植物緑葉の青汁成分の研究及びその安定な医薬・食品化に関する研究(第1報)

日本薬学会 第89年会(名古屋)

大麦若葉エキスが極めて栄養価の高いものであることを明らかにし、その安定な食品化に関して報告した。